クルマは汚いよりも、きれいに越したことはありません。
長く乗りたい愛車であればなおさら。
クルマが好きな方なら、程度の差はあれ同じような考えの方も多いと思います。
私の場合、その「程度」が他の方とは少し違っていて、普段見えないところや簡単に汚れてしまうところもきれいに維持しておきたいという思いが強め。
この「普段見えないところ」をもう少し具体的に表現すると、それは「下回り」です。
ちょっとした実験を兼ねて、「車の下回りを左半分だけ本気で清掃し続けたらどこまでキレイになるか」に挑戦したいと思います😄
— しげ@S2000 (@shinoshigeh) November 10, 2021
対象は妻車の2006年式ホンダ・ライフ。とりあえずチャレンジスタート時はこんな感じです。 pic.twitter.com/eJeOH0iuMf
これは子供の頃に持った初めての愛車であるラジコンからはじまったこと。
汚れたらすぐさま清掃し、そのたびに顔を見せる新品同様の見た目が私を満足させるのでした。
可能なかぎりきれいな状態で維持・保管しておくことは不具合の早期発見という副産物も生みますし、なにより所有物としての価値を高め、満足度を大きく向上させるもの。
私の理想は、愛車の下回りが新車のような美観を維持していることです。
しかしながら中古で購入した愛車の現実は違っていて、下回りは汚れ放題汚れているし、日頃から堆積していく泥や塩分によって錆も発生しています。
自分の成し遂げられる範囲でなんとかできないものか…と考えた結果、いくつかの方法にたどり着くことができました。
この方法がいかに有効であるか?
それを確認するために、本命の愛車で実行する前に、妻の車である2006年式のホンダ・ライフで清掃法の妥当性を検証することにしました。
これから先、いくつかの記事に分けて、私のトライ結果を記録していきたいと思います。
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下回り清掃チャレンジの概要
プロジェクトと言うには大げさですが、このチャレンジの目的は、清掃方法の有効性を検証することです。
これでうまくいったなら、本命の愛車S2000でも同じ方法で清掃することにします。
車にはレストアするという選択肢もありますが、費用にしてもクルマが手元を離れる期間にしても、私にとっては負担が大きい。
できれば自分で入手可能な材料や道具で、カーライフを楽しみながらランニングで状態を良くしていきたい。
そして、それがどのレベルなのかを確認することも、この活動の目指すところです。
下回り清掃チャレンジの目的・目標
このチャレンジの目的と目標を次のように設定しました。
- 目的 … オーナーの所有物に対する満足度を高めること
- 目標 … 新車同等の下回りの美観を取り戻す方法の有効性を検証すること
最終ゴールである目的は、所有する車両がきれいな状態で維持されていること。
これは冒頭で紹介した私の思いそのものです。
そのための目標は、
「新車同等の下回りの美観を取り戻す方法の有効性を検証すること」
です。
長ったらしくなりましたが、要するにいま私が考えている方法にどれだけ効果があるのか?を確認したいんです。
ひとつこだわりがあるのは、「新車同等」の美観を復元すること。
目指すのは塩害地区のための防錆ではなく、博物館にも展示できるような美しい下回りを目指すのです。
したがって、例えばシャシーブラックでベタ塗りしたり、下回りの見た目を大きく変えてしまうような防錆処理はせずに、新車のような自然で美しい見た目を取り戻すことに注力していきます。
なお
下回り清掃チャレンジの検証範囲
チャレンジを始める前に、清掃する範囲を決めておきます。
今回の対象として選んだのは、「下回りの左半分」です。
- スピーディーな検証のために範囲を限定したいから
- 日本の特性上クルマの左側ほど汚れた状態だから
- 複数の清掃法を試したくなったときに汚れた状態を残しておけるから
今回のチャレンジの目標はあくまでも方法の検証なので、車全体をキレイにする必要はありません。
したがって、クルマの下回りの一部だけでよい。
これが1の観点です。
そして一部だけやるなら、クルマの中でもより汚れている箇所で検証したほうが良い、というのが2の観点です。
日本の道路は路肩よりの左ほどゴミがたまりやすく、したがって下回りの汚れもそれに応じてシブトイものと予想されます。
クルマの中でも汚い側に挑戦することで、必然的に車全体に対する清掃法の有効性が検証ができると考えました。
3の観点は、同程度の汚れやサビに対して異なった方法を試すことができるのでは?というものです。
汚れた状態の部品を右側に残しておくことで、もし複数のアプローチをしたくなったときにも、複数の実験ができるということです。
下回り清掃チャレンジの工程
今回の検証にあたり、私を含めて多くの方が自宅で実践可能な方法を試すことを計画することにします。
現在計画しているのは、ざっくり以下の工程。
後半に進むにつれて、「新車のような」美観を実現するための作業であることもおわかりいただけるかと思います。
- 高圧洗浄機による水洗い
- ブラシによる汚れ落とし
- ブラストによる汚れ落とし
- 錆取り
- 部品の塗装…錆転換後の塗装
- ゴム部品の保護と艶出し
- 樹脂部品の保護と艶出し
- 金属部品の保護と色調合せ、艶出し
- 締結点のマーキング復元
- ステッカー復元
これらに関しては、それぞれの効果代を写真に記録して、共有することを計画しています。
下回り清掃チャレンジのまとめ
この記事では、下回り清掃チャレンジの概要、目的、目標について書きました。
目標である「新車同等の下回りの美観を取り戻す方法の有効性を検証すること」を、今後複数の記事で報告してまいります。
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