【第1回】下回りの左半分を極限まで清掃するチャレンジ【手洗い編】

クルマの下回りの美観を復元するチャレンジをはじめました。

目指すのは、「新車同等の美しさ」。

美しい下回りの見た目を取り戻すために、工程ごとに作業内容と効果を紹介していきます。

関連記事 【第0回】下回りの左半分を極限まで清掃するチャレンジ【下回り美観維持】

この記事では、手洗いの工程について書いていきます。

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下回りの現状把握

洗うチャレンジを始める前に、まずは今を知るところから。
というわけで、今回の検証対象であるホンダ ライフの下回り・足回りの現状把握です。

この車両は2006年式。
記事執筆時点で、15年、10万キロの時間と距離を経験しているクルマです。
それなりの汚れや錆はありますが、関東のとある地域で使用されていた車両なので、ひどい塩害はありません。

高圧洗浄機の洗浄力を試す

高圧洗浄機による洗浄

高圧洗浄機は、高圧の水で汚れを落とす洗浄機です。
家庭用のものも幅広くラインナップされています。

自動車だけでなく、窓、外壁や浴室などへ幅広く応用できるので、一生のうちどこかで役に立つタイミングが来るでしょう。
クルマや家を所有されている方なら、使うシーンは少なくないはずです。

まずは表面についた砂や泥を落とす

で、この高圧洗浄機。
この下回り清掃でもかなりの恩恵を受けることになります。
詳細は、次章のブラストの工程で説明します。

いずれにしても、持っていて損は無いです。
どうせ買うなら、早いタイミングで入手するほどお得ですね。

ホイールを外した状態の足回りを、高圧洗浄機で洗っていきます。

今回使用しているのは、ケルヒャーの高圧洗浄機。
エントリーモデルで、十分な洗浄力を発揮しながら流通価格が1万円を切るのが魅力です。

センサやシール部には直接かけないこと

各所にノズルを向けて、満遍なく洗浄していきます。
センサー類や、ドライブシャフトなどのシール部には直接水圧がかからないようにしました。

センサーに高い水圧をかけると、シール部から内へ水が侵入することがあります。
ドライブシャフトのオイルシール部もしかり。
設計で想定されていない圧をかけることは避けることにします。

また、同じ考え方でブレーキキャリパも積極的には洗いません。
場合によってはピストンのシール部が一部露出している車種もありますから、上と同じ理由で、高圧洗浄はしない、が賢明です。

そもそもこの車両、以前キャリパーのメンテナンスをしたときに激しい腐食を確認しているので、いずれ新品に交換する予定にしています。

高圧洗浄機の水洗い効果

一通り洗った後の写真です。

ご覧の通り、汚れはあまり落ちていません。

高圧洗浄着は表面の砂粒や軽度の汚れ洗い落とすことはできますが、長年蓄積された汚れを高圧洗浄で落とすのは容易でないようです。

洗浄後は一見きれいに見えますが…

乾くとほぼ元通りです。

全くと言っていいほど汚れが落ちていません。

リアはいくらか程度が良くて、フロントよりも汚れを落とすことができています。
左半分だけ、表面の汚れが落ちていることが分かります。

洗浄前後を比較してみました。
こちらはフロント。

リヤ。

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ブラシによる手洗いの効果

高圧洗浄機を使った洗浄では、効果が限定的であることが分かりました。
ということで、残った汚れをブラシで洗っていきます。

バケツに中性洗剤を混ぜて、ブラシでこすり落とします。
洗剤は、スーパーに売っている適当な中性洗剤を使っています。

洗う場所に応じて、複数のブラシを使い分けると効率的に清掃ができます。

細かいところは歯ブラシが役に立ちます。

NOTE
うまく洗うコツは、小さいエリアに分けて、そのエリアに集中することです。
大きなブラシで一気に洗おうとすると、水が染みて汚れが目立たなくなってしまい、洗い残しが発生しやすくなってしまいます。

ブラシによる手洗いの効果

一通り、洗い終わりました。

ブラシで洗浄した後の状態は、こんな感じ。

各部品の表面についた汚れは、ブラシと洗剤で落とすことができます。

この車両はシャシーブラックなどで塗装されたことが無いため、もとのカチオン塗装面が出てきました。
新車時ほどのツヤはありませんが、程度はそこそこです。

下の写真の一部には、強く付着した汚れが見られます。
ブラシで長い時間こすりましたが、これ以上落とすことはできませんでした。

また、当然ながら錆は落とすことができません。

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下回り水洗いのまとめ

この記事では、「【第1回】下回りの左半分を極限まで清掃するチャレンジ【手洗い編】」について書きました。

ほぼ予想通りですが、以下のことが改めて分かりました。

  • 高圧洗浄機の洗浄効果は限定的。表面の砂粒を落とす程度。
  • 洗残しはブラシで落とす。必要なのは小さなブラシだが、サイズが複数あれば便利。
  • 大体の汚れを落とすことができたが、こびりついた汚れは落としきれなかった。

次回は、ブラストによるさらなる汚れ落としを試します。

関連記事 【第2回】下回りの左半分を極限まで清掃するチャレンジ【ブラスト編】 スポンサーリンク

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