今日からドイツはナショナルホリデーで4連休となります。
この連休に期間が重なるマン島TTを観戦するべく、以前からマン島滞在の計画を進めてきました。
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マン島へ移動開始
今日は朝4:00に起床です。
自宅の最寄駅から電車で空港まで移動し、7:00のフライトでドイツを離れました。
早朝の空港は気持ちが良いです。
マン島へ行くにはトランジットが必要
ご存知、マン島はとても小さな島で、人口は8万人ほどです。
マン島へ向かうにはほとんどのケースで、のいずれかで乗り換える必要があります。
しげ
乗ったのはプロペラ機のSAAB2000。
定員60人弱の小さい飛行機です。
残念ながら私のリモワは機内へ持ち込めず、預けることになってしまいました。
11:00頃、アイル・オブ・マン空港に到着。
ラゲッジクレームで荷物を受け取り、空港の玄関に向かいます。
本当に小さい空港ですね。。
ひとまずATMで200ポンドをキャッシングしました。
空港前にはマン島のシンボルである三脚巴(さんきゃくともえ)の像があります。
マン島の移動はGo Cardを買えばOK!
マン島の公共交通は、すべてIsle of Man TRANSPORTが運営しています。
なお
これらを利用するには、Go Cardを買えばOKです。
Go Cardとは
Go Cardとは、マン島の公共交通機関で共通して使えるプリペイドカードのこと。
Go Cardの種類は、以下の通り。Goカードは、安全で便利な形で素晴らしい割引運賃を提供し、より早く、より簡単に旅行できるようにする当社のスマートカードチケット商品です。
Go Cardの種類 | 有効期限 | 利用できる交通機関 |
Go Platinum | 1年間 | バス・鉄道 |
Go Easy | 1ヶ月間 | バスのみ |
Go Saver | 1, 3, 5, 7日間有効から選択 | バスのみ |
Go Explore | 1, 3, 5, 7日間有効から選択 | バス・鉄道 |
旅行で訪れるならGo SaverかGo Exploreが良いでしょう。
公式サイト
鉄道も利用するのであれば、Go Exploreがオススメです。
Go Cardの料金
バス・鉄道どちらも利用できるGo Exploreの料金は、次のとおりです。
大人 | 子供(5-15歳) | 家族 | カード代 | |
1day | £17 | £8.5 | £41.5 | 不要 |
3day | £34 | £17 | £80 | £2 |
5day | £41 | £20.5 | £100 | £2 |
7day | £50 | £25 | £120 | £2 |
5 day Go Explore Heritage | £63 | £30 | £2 |
なお、家族カードは大人2人 + 5~15歳の子供3人までです。
3日以上のCardを利用する場合は、Go Cardを2£で購入する必要があります。
1日利用の場合はGo Cardは不要です。
バスのみ利用される方、Go Saverの運賃はこちらです。
Go Exploreの半額以下で購入可能です。
なお
マン島へ旅行のときは、必ずチェックしておきたいですね。
スポンサーリンク島の中心部、ダグラスへ移動
空港の外に出ると、曇り空の中冷たい風が吹き付けています。
いかにも英国らしい景色。
バス停で待っていると、5分ほどでバスが来ました。
このバス、実は行き先を見逃してしまったのですが、とにかく寒いのを我慢できない…!
バスカードさえあれば乗り放題だし、この後の予定も特に決まっていないし…
なお
偶然にも、乗ったバスは行きたかったダグラス行きでした。
11:30過ぎ、ダグラス着。
なんとなくバスを降りてリモワを見ると、買ったばかりの新品のリモワが凹んでいました。
凹んでいるだけでなく、変形したせいで鍵が開きにくくなっていることにも後で気づきます。
マン島の空港で雑に扱われたに違いないですね…。
落ち込みましたが、まあ、味になりますね!w
しげ
日本に帰ったら内側から叩いてもう少し見栄えを良くしたいところではありますが。。
修理に出す程ではないでしょう。
スポンサーリンクいい意味で期待を裏切られたレストラン!
いい時間だし、お腹がへってきました。
ダグラスをウロウロしながらご飯を食べられるところを探して、たどり着いたのがここ。
Little fish café
なお
食事の提供は12:00からとのことで、お店でコーヒーを飲んで待つことにしました。
しげ
12:00になって、店員さんが食事のメニューを持ってきてくれました。
あまり期待せずにチキンカレーとメルルーサのソテーをオーダーしましたが、いい意味で期待を裏切られます。
柔らかく煮込まれたチキンとボリュームのあるエビが入っています。
ココナッツミルクで全体がまろやかなのですが、チリパウダーでカレーらしく味が引き締まっていて上出来です。
米ももっちりしていて、わたしたち日本人の口にもとても合いました。
メルルーサも身がほろほろでやわらかい。
一方で皮目はパリッとしていて、オリーブオイルの香りがとても良かったです。
しげ
イギリスで初めての食事がこんなに美味しくて、あっさり固定観念をくつがえされました。
しげ
なお
マンクス鉄道で島を移動
マン島のマンクス電気鉄道は、1893年開業の路面電車。
島の3大鉄道の1つです。
しげ
今日の宿のチェックインまではまだ時間があるので、ダグラスの北東に位置するラクシー(Laxey)へ向かうことにしました。
始発駅のDerby Castle Stationまでバスで移動します。
相変わらず、Go Cardは役に立ちますね。
まさかの大人のケンカのはじまり
ここで、バスの車内に異変が…。
どういう理由か知りませんが、客として乗車していた婦人とバスの運転手が揉めているようです。
乗車時の運賃の支払いでトラブルになったようでした。運転手は婦人にバスを降りるよう主張しますが、婦人も婦人で自分が正しいのであると、引く気配がありません。
ひとまず運転手はバスを発車させますが、婦人が降りるバス停に着くと、互いに動画を撮り始めてしまいました。
インターネットで晒してやると言わんばかりです。
しげ
傍からケンカを見てる限りはいいですが、この運転手が怒りを爆発させたときに小銭をバス車内に投げつけたときは、さすがに身の危険を感じました。。
海外旅行は思わぬところに危険がありますね。
気を抜いてはいけません(笑)
始発駅のDerby Castle Stationから鉄道に乗車
いい大人のケンカを見ている間に、なんと降りるべきバス停を過ぎてしまいました。
慌てて降車のリクエストをして、バスを降ります。
運転手は私達に対して、人が変わったようにジェントルマンな対応でした。
海沿いの道を引き返すこと5分ほど、Derby Castle Stationが見えてきました。
すでに列車が出発を待っています。
クラシカルな木の内装がいい味を出しています。
しげ
30分ほど乗車したのち、マンクス鉄道の主要駅、ラクシーに到着しました。
100年以上の歴史を誇る保存鉄道を目と耳、鼻で楽しみます。
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ダグラスへ戻る
ここから登山鉄道が分岐していて、スネーフェル(Snaefell)へ向かう案もありましたが…。
残念ながら雨が降り出してしまったし、宿へのチェックインの時間も近づいてきているので、ここでダグラスへ戻ることにしました。
TTのコースのホームストレートです。
このあとコースがクローズになるためか、激しい渋滞になっています。
最寄りのバス停で下車後、30分ほど歩いて宿に到着です。
18:20から、夜間のプラクティスがあるはずだったのですが、あいにくの天気でセッションが中止になってしまいました。
今日はテント泊です。
14°C Mostly Cloudy
A2, Lonan, Isle of Man, United Kingdom
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