昨日に引き続き、今日もドイツ国内旅行。
関連記事
【ドイツ滞在記】シュトゥットガルト弾丸ツアー【メルセデスベンツ博物館】
実はまだあまり食べていないソーセージを試したくなったので、ニュルンベルクに行くことにしました。
スポンサーリンクもくじ
石畳の城壁へドライブイン
フランクフルトから東へ車で移動すること2時間、11:00にニュルンベルクへ到着しました。
街の北側、ニュルンベルク城近くの門から城壁内へ車で進入します。
石畳の道を目的の駐車場に向かって進んでいくと、本当にこんなところ車で入って良いのか?と思うほど狭い門を案内されてしまいました。
案内役はGoogle先生です。
戻ることも考えましたが…先生を信じて進むことにしました。
こんな細い道に入るなら他の駐車場を目指せばよかったと後悔したけど、目の前に教会が現れた時にはいかにもヨーロッパらしいの街の景色に感動して、緊張を忘れてしまいましたね。
名前は聖セバルドゥス教会といいます。
クルマはこちらの屋内駐車場に駐めました。
時間 | 駐車料金 |
30分 | 1.4€ |
2時間まで | 2€ |
3時間まで | 4€ |
以降1時間ごと | 1.8€ |
最大 | 18€ |
しげ
ニュルンベルクの焼きソーセージにトライ
車を止めてまず向かったのは、焼きソーセージで評判の店、Bratwurst Rösleinです。
ニュルンベルクの焼きソーセージはドイツ国内でも有名なようで、数百年の歴史を誇る名店がいくつも存在するそう。
材料となる豚肉を新鮮なマジョラムで独特の風味を与え、伝統的にブナ材の火でグリルする。メイン料理として、6、8、10、または12本1組でピューター皿(丸皿、またはハート形やベル型)に、ザワークラウトやポテトサラダを添えて、小量の西洋ワサビまたはマスタードと食べるのが定番。
どの旅行雑誌を見ても、このソーセージは紹介されていますね。
よく掲載されているハート型のプレートの写真が目を引くので、どんなものなのかずっと気になっていました。
直後に隣のマルクト広場にいた人が次々に入店したため、あっという間に200席はあろうかという店内が満席になってしまいました。
なお
私達が入った頃はまだガラガラだったため、席に座ると店員さんがすぐに注文を聞きに来てくれました。
なお
しげ
そう時間がかからずに、対面です。
事前に調べていましたが、実際に見ると本当に小さいソーセージです。
長さは日本のシャウエッセンと同じくらい。
そしてシャウエッセンよりもやや細いです。
しげ
すこし味が濃い分、ポテトやビールとの相性も抜群でした。
シュパーゲルは、バターで味付けされたものにオリーブオイルがかかっていました。
なお
焼きソーセージのレストランは、地図で”Bratwurst”と検索すると探すことができます。
オススメのレストラン情報はこちらにも紹介されていますよ。
ニュルンベルクの焼きソーセージ – おすすめのレストラン
食べ終わって外に出ると、マルクト広場はガラガラになっていました。
昼食時だからですかね。
スポンサーリンクおもちゃ博物館
満腹になった後は、市内の散策です。
街の中心を東西に横切る川、ペーグレッツ沿いを歩きながら、次の目的地であるおもちゃ博物館に到着しました。
建物中は3階に分かれていて、200年近く前のものから近代のものまで多数の玩具が展示されていました。
残念ながら多くのエリアで撮影が禁止されていましたが、ボードゲームや人形、錯視や自動車、鉄道模型など、どれも現代に存在するおもちゃのあらゆるジャンルのルーツになっているものでした。
私が感心したのは、150年ほど前の家具の模型。
キッチンの器具が金属パーツで精巧にできていたり、皿やカップが金属や陶器で出来ています。
食器には細かい絵柄が入っているものもあり、ディテールまでクオリティの高いものでした。
しげ
別の階へ移ると、80年前の自動車模型の組み立てキットを発見しました。
戦前の玩具です。
自動車の歴史って深いですね。
多くのステー状の鉄板で組まれたフレームに車軸と操舵機構、簡単な内装がつく構成で、少なくとも100以上の部品で構成されているように見えます。
すべての構成部品は木の箱に収まっていました。
パッケージには、そのおもちゃで子供が遊ぶイラストが描かれていますが、相当な贅沢品だったに違いないですよね。
しげ
ニュルンベルクを一望する
次の目的地は、ニュルンベルク城。
おもちゃ博物館から徒歩で街の中を北上すること10分ほど、小高い丘の上に立つ城に到着しました。
地図でニュルンベルク城を見るとカイザーブルクと表記されていますが、正確には、ニュルンベルク城はカイザーブルクとブルクグラーフェンブルクの2つの建物からなるようです。
上へ登るとニュルンベルクを一望できます。
遠くの町会の手前に橙色の屋根が並ぶその風景は、現代らしからぬ風情のあるものでした。
後に知ったことですが、この街はほとんどが戦後に復興されたとのこと。
歴史を尊重して街を復元させる意思と努力に、敬意を払わざるを得ません。聖セバルドゥス教会
駐車場に戻る直前、街の中心部にある聖セバルドゥス教会へ立ち寄りました。
昼食前に横を通った時は入り口が見えませんでしたが、ニュルンベルク城から戻る際に中を見学できることに気づきました。
中は大変に神聖な雰囲気。
天井が高くて席数も多く、建物の規模としては大きいです。
1225年に建築が開始され、当初はアーチ形状が特徴的なロマネスク様式として建てられたとのこと。その後、幾度もの増改築を繰り返して、17世紀にはイタリア発祥のバロック様式となったようです。
しげ
気づけば16:00。
遅くならないうちに帰路につき、フランクフルトに戻りました。
夕食はパウラナーにて。
ヤガーシュニッツェルは、相変わらずのハイクオリティでした。
12°C Partly Cloudy
Plobenhofstraße 6, Nürnberg, ババリア, ドイツ