こんにちは。しげです。
ドイツに到着した最初の週末は、イースターの4連休。
というわけで、旅行の計画を立てることにしました。
はじめの目的地はスイス。
やはり一発目はアルプスを感じたくて、グリンデルヴァルト周辺で観光することにしました。
ドイツからグリンデルヴァルトへの移動方法や、おすすめのスポット、ホテル情報も共有します。
もくじ
フランクフルトからグリンデルヴァルトへ移動
鉄道とバスで8時間の移動
今朝は6時起き。
昨日サボった皿洗いをして、旅行の準備を済ませ、徒歩で最寄りのフランクフルト南駅へ移動します。
誤ってメトロに乗りそうになったが、すぐに気づいて地上ホームへ。
RW58という電車で一駅だけ移動し、フランクフルト中央駅に着きました。
DBで南下する
ここからICEで南下します。
乗り換え時間が30分あるので、ホームの売店でクロワッサンとコーヒーを買いました。
店員の姉さんは仕事が速かったけど、機嫌が悪そう。。
10分の遅延で、フランクフルト中央駅を出ました。
乗ったのはICE591。
Inter City Express、略してICE。
しげ
購入した二等車の指定席に行くと、すでに若い兄さんが座っていました。
何度確認しても私の席なのでその旨伝えると、Maybe it doesn’t matterと素っ気なく言われました。
席はあまり関係ないのか…?とどきどきしていると…
しばらくして車掌が切符を確認しにきました。
一応、買った席の近くに座っていたのですが、切符とちがう席に座っていても問題ないようでした。
オフェンブルクでバスへ乗り換え
マンハイムでICEを乗り継ぎ、オフェンブルクでラール行きのバスへ乗り換え。
バスはラール駅手前の渋滞にはまって到着が10分遅れましたが、次に乗るラール発バーゼル行きの列車も遅れたため、問題なく乗り換えできました。
バスの中で黒人の兄さんに、このバスはラール行きか?みたいなことを尋ねられたが、ラール(Lahr)が聞き取れず撃沈。
お前は英語を話せると言ったじゃないか、英語で話してくれよ!と失望した様子。
次はもう少し頑張りたい。地名を言っているのだとすぐに気づきたいですね。
バーゼルで再び乗り換えのため降車。
朝のコーヒー以来水分補給無しのため、かなりの脱水症状ぎみです。
いざ、インターラーケンへ!
まさに命の水、駅の売店で一本4.2€もするペットボトルの水を買って、インターラーケン行きのICEに乗ります。
このICEだけ違ったのは、切符の確認時にパスポート提示を求められたこと。
いつのまにか国境を超えていたようで、気づくとスイスのベルン駅に到着していました。
14:00、インターラーケン着。
ここで最後の乗り換え、併せて昼食を済ませて、15:03のグリンデルヴァルト行きに乗車。
15:40、ようやくグリンデルヴァルトへ到着しました。
8時間半、長かった!
旅行計画はDB Naviが便利
ところでこの鉄道旅行、DBナビゲーションというアプリで計画しました。
DB Navigator for iOS DB Navigator for Android
鉄道会社の無料アプリなのですが、ナビタイムのような機能を持っていて、出発地と目的地を入力すると徒歩も含めてルート検索してくれる。
乗車する列車のチケットもオンライン決済できるので、事前に支払いを済ませておけば、あとは乗るだけです。
遅延の情報もリアルタイムで反映されて、状況にあわせて適切な乗り換えも提案してくれる優れものでした。
ドイツの鉄道はよく遅れるだけでなく、突然運休になったりするので、この機能は便利。
実際、車掌にきっぷの提示を求められたときも、オンラインチケット購入時に発行されたQRコードが発行見せるだけでOKでした。
手持ちの機械で読みとってくれるので、ものの10秒ほどで確認が済みます。
グリンデルヴァルトのおすすめスポット
グリンデルヴァルト駅周辺
スイスの高地に来るので防寒対策をしてきてしまったが、とても暑いです。
ホテルまでの10分間の徒歩移動で汗だくになるほど…
ホテルにチェックイン後、散歩に出かけました。
あまり実感がないけど、あのアイガー、メンヒ、ユングラウの真下にいるとおもうと感慨深いものがあります。
表の通りから少し通りから外れると、観光客は全くいなく、本当に静かな田舎にの雰囲気が広がります。
これだけでも十分な観光。
とにかく景色が綺麗で、2時間も歩き回ってしまいました。
まだまだ明るくて遊べそうだが、早めにホテルに戻って明日の計画を立てることにしました。
登山鉄道で行くクライネシャイデック
旅の2日めは、早朝からクライネシャイデックへ。
クライネ・シャイデックは、グランツーリスモのオリジナルコース「アイガー北壁」に登場する鉄道駅です。
しげ
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グリンデルヴァルトから電車で40分、とてつもない急勾配を登りつづけ、まだ雪がの多く残るクライネ・シャイデック駅に到着しました。
下界のグリンデルヴァルトは昨日、20℃を超える暑さでしたが、打って変わってこちらはかなり寒い。
まだまだスキーのシーズン真っ只中で、スキーヤーはグリンデルヴァルトから板を持ってここまで鉄道で移動し、この駅からリフトに乗るようです。
周りはスキーヤーばかりで、私みたいな観光客はほとんどいませんでした。
ここの魅力はなんといっても圧巻の景色!
アイガーやメンヒが目前まで迫っていて、思わず言葉を失ってしまいます。
残念ですが、しかしこれはどんな言葉でも、どんな写真でも動画でも決して伝わらないんですね…。
このクライネシャイデック駅は各方面からの鉄道のハブ的存在であり、有名なユングフラウヨッホ行きの線にもこの駅で乗り換えることになります。
当然、ここでスキーに向かわない観光客は、引き続きユングフラウヨッホに向かいます。
ところが私は今日中にドイツに戻らなくてはならない。。
ということで、ここは次の機会に来ることにしました。
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一通り景色を堪能した後、10:03発のグリンデルヴァルトへ戻る列車に乗ります。
再び経験したことのない勾配で、もはや気分が悪い。
ここまでの勾配なのだから、当然ながら線路のラックと鉄道車両のピニオンで駆動を伝える仕組みだけれども、それでもギヤが外れて車両が暴走しないのかとても心配になる。
ギヤの圧力角分、トルクがかかると車両を浮かせる方向にも荷重がかかるし…
そんなくだらないことを考えているうちに、グリンデルヴァルトへ到着しました。
朝出た時は肌寒かった駅周辺も、2時間半後の今はかなりの暑さです。
ユングフラウヨッホ
ユングフラウヨッホは、ユングフラウ鉄道の終着駅。
観光客への訴求としてTOP OF EUROPEという別名も持っています。
駅そのものはユングフラウとメンヒの中間に位置していて、駅構内は周遊プランがあるほど広い。
スフィンクス展望台からの眺めや、リンツのチョコレートショップなどがメジャーなスポットです。
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ユングフラウヨッホの情報はこちら
ユングフラウヨッホ|スイス政府観光局
フィルスト
クライネシャイデックからグリンデルヴァルトへ戻って休む間も無く、フィルストを目指します。
しげ
ロープウェイ乗り場は、泊まったホテルの目の前。
チケット売り場に着くと、なんと売り場には長蛇の列ができてしまっていました!
朝は誰もいなかったのに…しまった…
帰りの電車まであまり時間がないけど、ここまできて諦めたくない…
待ち時間を長めに見込んでも頂上での時間を確保できると見て、並ぶことにしました。
それにしても、インドからのお客さんが本当に多いです。
ツアーガイドのおじさんが大量のインド人を引き連れてどこかに行った後は、混雑が少し和らいだように感じました。
予想通り、30ほどでチケット売り場の窓口まで列が進みました。
利用したホテルからロープウェイのチケット割引券が出ていたおかげで、安く済みました。
ゴンドラでは、タイ人の女の子3人と一緒でした。
私1人対タイ人3人。
ずっと外を見ていましたが、彼女達が写真を撮り合っていたので、撮ってあげようか?と言ったら、
いや、、あ、そんな、大丈夫ですよ。
みたいな反応。
うおー、まさに会社の異文化コミュニケーション研修で習った教科書通りのタイの人の反応!
本当にこういった人柄なんだね。
オファーを断られてしまったのに、なぜか変な達成感が湧き上がってきました。
しかしそれがきっかけで、彼女達も積極的に話しかけてくるようになります。
12日間のスイス滞在を予定していること、
日本にも来たことがあること、
マッターホルンにも行くことなど。
ドイツに来てからそっけない反応をされることが多かったので、こちらも心が温まりました。
ちなみに会話するようになってからよく見たら、3人のうち1人は、他の2人のお母さんでした(笑)
25分の乗車後、終点のフィルストに到着しました。
頂上にはこんなスポットも。私は怖くて無理でした。
頂上での昼食。
ここを起点に、ハイキングやゴーカートなどのアトラクションを楽しむこともできます。
今回はオフシーズンでしたので、利用はできませんでした。
アルプスを楽しんだあとはフランクフルトへ
フィルストではじっくり楽しんだつもりでしたが、帰りの電車まで十分な余裕を持ってグリンデルヴァルト駅に到着しました。
グリンデルヴァルトで予定した列車に乗った後は、8時間という途方も無い長旅を経て、無事ドイツのホテルに戻りました。
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優れたサービスを提供してくれたSUNSTAR
今回宿泊したのは、ホテルSUNSTAR。
フロントのスタッフのとても丁寧な対応が印象的でした。
場所はグリンデルヴァルト駅から徒歩10分ほど。
フィルスト行きのロープウェイ乗り場のがすぐ近くにあります。
ロープウェイチケットの割引券をもらうことができるので、お得にフィルストへ向かうことができます。
ホテル内には朝食・夕食を利用できるレストランもあるので、レストラン探しの手間を省きつつ、室の高い食事をとりたい方におすすめです。
レストラン利用なしの宿泊プランで事前予約した場合も、チェックインのときに伝えれば利用可能です。
ちなみにこのホテルで、部屋のドレーキップ窓を壊しそうになりました。
ドレーキップ窓とは、縦にも横にも開く窓で、ヨーロッパの建物のほぼ全てに採用されています。
詳しくは別記事で紹介しますね。
Gasthof Panorama
こちらは、私が2回目に訪れたときに利用したホテルです。
料金は、駅周辺のホテルの半額ほど。
別荘的な雰囲気の漂っていて、南側の部屋ではメンヒやアイガーを一望できます。
到着前に事前連絡をする必要があることや、朝食の時間帯が短いなどの注意点はありますが、宿泊の費用を抑えたい方におすすめです。
村の中心からはやや離れますが、バスを利用して向かうことができます。
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この旅で学んだこと
この記事では、私のグリンデルヴァルト旅行記を書きました。
この度で学んだことは、でした。
お読みいただきありがとうございました。
しげでした。