【スイス旅行】キャンプ準備するも断念【6月のユングフラウヨッホ】

4連休2日目。
8:30、ホテル併設のパブで静かな朝食をとります。

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このホテル、なかなか満足度が高いと感じました。

立地、清潔感、スタッフの対応、朝食…。
値段に対する質が素晴らしいです。
また泊まりたくなるホテルでした。

「また」ここに来ることがあるのかはわかりませんが。

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REWE Centerでキャンプ用のグリルを購入

チェックアウト後、昨日見つけたREWE Centerに向かいました。

目的は簡易グリルの購入です。

キャンプで使える使い捨てのグリルで、アルミの入れ物に炭と網、グリルを支える足がセットになったもの。

この写真は後で実際に使ったときのものですが、こういった商品です。

キャンプを手軽にするのに前から欲しかったのですが、自宅近くのHITとかアウトドア用品店ではなかなか見つけられませんでした。

実は昨日の道中のサービスエリアや、ここに来る前もホテル隣のスーパーを探していたのだが、やはりなかったんです。

REWEにはあって欲しい、という期待を込めて店内を探すと…

さすがドイツナンバー1のスーパー、ありました。
しかも、肉売り場の下に!

ひとつ3€。
これでキャンプに必要なものがそろいました。
嬉しさのあまり、勢い余って2つ買ってしまいました…

キャンプの望みを捨てずスイスへ出発

グリンデルワルトの天気予報は相変わらず悪いですが、まだキャンプの希望は捨てていません。

まだ今日のホテルは予約せずに、ナビの目的地をグリンデルワルトに設定してレラハを出発しました。

スイスへ入ると、制限速度が変わることをナビが教えてくれます。

ところで、なぜ今回の旅の目的地がスイスなのか?

理由は、明日6/22(土)にスイスのベルンでFormula Eが開催されるから。
Formula Eとは、純粋な電気自動車のフォーミュラカーのレースです。
仕事柄、このイベントを見ておきたいのです。

土曜の朝にベルンに向かうなら前の日までに近くへ移動しておきたい。
ならば憧れのグリンデルワルトキャンプもしたい、ということで、今回の行程と相成りました。

美しいトゥーン湖

レラハを出て2時間、スイスのベルンを経て、インターラーケンの手前まで来ました。
前に鉄道で来た時も感動したが、トゥーン湖の景色が美しいです。曇りなのに。









良い景色を見つけては写真をとりつつ、ドライブが続きます。

グリンデルワルトに向けて、徐々に標高も上がります。





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またしてもキャンプを断念

一日中気にしている天気。

しかし残念ながら、このまま回復の見込みはありません。
非常に不本意ですが、ここでキャンプを断念してホテルを予約する決断をしました。

もう、移動しながら宿を決めるのにすっかり慣れてしまった私たち。。
Expediaのポイントがたまりまくりです。

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宿泊先はGasthof Panoramaに決定

13:30くらいにグリンデルワルトまで登りました。
それまでに、またしても妻が宿を決めてくれました。

今回の宿はこちら。

Gasthof Panorama

グリンデルワルトの駅からはやや離れますが、その名の通り目の前に絶景を望める立地は最高です。

やや早かったからか、ホテルには誰もいません。
ホームページに書いてある通り、14:00ぴったりに管理人さんが来ました。

チェックインすると、グリンデルワルトのバスの無料券をもらうことができました。

ホテルの目の前にバス停もあるし、ラッキー!

と思ったのもつかの間。

いざバス停の時刻表を見てみると、今日も明日も工事のため運行していないとのこと。

券をくれた管理人のおばさん、知っていたのかな…。

登山電車の旅

いつもの如くどう動くかうだうだ迷った末、グリンデルワルトから登山電車の旅に行くことにしました。

目的地は、ユングフラウヨッホ。

前回はここを訪れた際は、時間の関係でクライネ・シャイデックまでしかいけませんでしたので、今日はその先の終点を目指します。

ユングフラウヨッホの情報はこちら
ユングフラウヨッホ|スイス政府観光局

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グリンデルワルト駅までは、車で移動します。

駅前の駐車場に車を預ける

駅に到着しました。

良い場所に駐車場を見つけましたが、支払いはコインです。

しかもスイスフラン。

仕方なく駅前でスイスフランをキャッシングして、水を買って小銭を作ります。

この時代、もっと便利に生きられる気がしなくもないですが…。

まあ、20フランという低額でキャッシングできたので良しとします。

駐車場代は、希望の駐車時間のものを券売機で購入し、チケットを車内の見える場所に置いておけばOKです。

登山鉄道の運賃に驚くもあながち不当とも言えない

ユングフラウヨッホはヨーロッパで最も高い位置にある鉄道駅で、その標高は日本の富士山より高い3,500mほど。

どんな困難を乗り越えて鉄道を引いたのでしょうか。

その答えは、この鉄道の運賃に現れている気がします。

グリンデルワルトからユングフラウヨッホまで、所要時間1時間半、大人2人往復でなんと¥48,000!!!

これには驚いて、駅員に値段を聞き返してしまいました。

前回、グリンデルワルトから所要時間で中間にあるクライネシャイデックまでは1人往復¥7,000くらいだったので、その先のトンネル区間がいかに高いか分かります。

頂上のユングフラウヨッホまでのきっぷを買うと、こんなパスポート型の冊子がもらえます。

ユングフラウ鉄道の歴史やユングフラウヨッホ駅の周遊コース案内、ショップ情報だけでなく、グリンデルワルト周辺の観光スポット情報が日本語で書かれた、価値の高い冊子です。

ちなみに、出発までの待ち時間、妻もきっぷの値段に放心状態になっていました。

なぜなら、きっぷ代は妻のカードで払ったから。

なお

そりゃびっくりするよ!

登山鉄道で頂上へ向けて出発!

14:30、気を取り直して、出発です。

クライネシャイデックまでの区間は、前回と同じ行程を進みます。

比較的標高の低い登り始めも2ヶ月前は一面真っ白な景色でしたが、6月の今はすっかり雪も溶けていますね。

クライネシャイデックに到着しました。

いよいよユングフラウ鉄道に乗り換えます。

値段の分、座席もクッションが厚くて上等鉄道らしいです。

観光向けの情報も5ヶ国語以上で車内放送されていました。(まだ値段を気にする)

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激しい動きは厳禁!高山病に注意

途中のEigergletscher駅を過ぎると、終点のユングフラウヨッホまでずっとトンネルの中を進んでいきます。

標高が上がるにつれて、だんだん息苦しくなって来ました

途中のアイスメーア駅で列車は5分間停車します。ここで一度下車し、展望デッキからアレッチ氷河を望みました。

グリンデルワルトを出てから1時間半、ユングフラウヨッホ駅に到着です。

私たちの電車は遅めの出発で空いていたので、電車を降りて人の多さに驚きました。

インドや中国からのお客さんがとても多いようです。

奥へ進むと、高齢の女性は床に倒れ込んでいます。おそらく高山病になってしまったのでしょう。

なお

だって本当に息苦しいもの。

他の人が気分を悪そうにしているのを見て、自分も気分が悪くなってしまいました。
本当に息苦しいし、さっきから頭痛も始まっています。
これは明らかに高山病の始まりだと思いましたね…。
そんなときは激しく動いては危険だとどこかに書いてあったのを思い出して、できるたけ静かにしていることを心がけました。

しかしこのままでは本当に倒れそう…というところで、今日は昼ごはんを食べていないのを思い出し、売店でチーズケーキとコーヒーを買いました。
エネルギーをとれば少しは良くなるかも…。
ということで、ひとまず急速充電。

一方の妻は平気そうで、きっぷを買ったときにもらった乗車記念パスポートにスタンプを押しています。
さすが、いつでも強い…。

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ユングフラウヨッホのツアーコースを回る

エネルギーを補充して体調が戻ったところで、ツアーコースを回ることにしました。

とは言っても、電車の時間の関係ですべて回るには時間がありません。
ボリュームはかなりあるので、ポイントを絞って観光しても十分満足できます。

スフィンクス展望台

初めにスフィンクス観測所の展望台へ向かうことにしました。

鉄道のホームから更にエレベータで山の頂上へ上り、展望台を目指します。

更に標高が上がることに不安はありましたが、直前にトイレの鏡で自分の顔を見て、思ったほど顔が白くなかったので自信が持てました。

しげ

いざ頂上まで到着してみると、突然息苦しさが解消され、同時にガラス越しに素晴らしい絶景がに広がりました。

酸素不足はトンネルの中だけだったようです。

しげ

室内にある外気温計は2℃を示しています。

覚悟して外に出ましたが、風がなければ陽があたって温かく感じます。

アレッチ氷河。

ここはアルプス最大の氷河で、一部エリアは世界遺産に登録されています。

氷河から突き出た尖峰の頂にある展望台。

よく建てたものですね。

北側には、はるか彼方にクライネシャイデック駅が見えます。

外のデッキは金網で、下が丸見え。

なお

恐ろしくて私は足を踏み入れることができませんでした…

リンツ・スイーツ・チョコレート・ヘブン

洞窟に戻り、鉄道の歴史を展示したアトラクションを見ながら、リンツ・スイーツ・チョコレート・ヘブンへ向かいました。

スイスのチョコレートブランド、リンツのお店です。

特徴をあげると、

  • ちょっとしたチョコレート製造工程の展示物
  • このお店限定のパッケージの商品

  • です。

    帰りの電車まであまり時間がなかったので、妻が急いでチョコを購入します。

    なお

    私が持っているのは、限定の缶です。

    ちなみにリンツのチョコは、帰りの電車の中でも車掌さんが配ってくれました。

    ふもとのmontbellは限定品多数

    帰路も90分かけて、グリンデルワルトへ到着しました。

    もうすぐ夜の7時です。

    !?

    すでにパーキングに駐車できる時間を過ぎているため、大急ぎで車を引き上げます。

    駅前の大型駐車場に車を駐め直しました。

    お土産を探しに、駅前のモンベルで買物。

    montbell

    こちらの店舗はmontbellの限定品も多く取り扱っていて、お土産の購入には最高です。

    私はアイガーがプリントされたTシャツを買いました!

    しげ

    締めくくりに、駅前で夕食。

    看板を見てチーズフォンデュを食べたかったのに、同じ建物の別の店に入ってしまいました。

    そこそこのクオリティーの食事を済ませ、ホテルに戻ります。

    無計画だった割に、今日は充実しました。

    世界遺産を見られましたから。

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    19°C Mostly Cloudy
    Dorfstrasse, Därligen, ベルン, スイス

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