【S2000 20周年記念】Euromeet 2019参加記録【トレント観光編】

長らくS2000の魅力にとりつかれた熱狂的ファンである私が、イタリアでS2000の記念イベントに参加してきたときの記録を共有します。

前日に続き、今日もトレントに滞在します。

【S2000 20周年記念】Euromeet 2019参加記録【準備編】 【S2000 20周年記念】Euromeet 2019参加記録【ツーリング編】 スポンサーリンク

ツーリング参加者とお別れ

朝9:00。

今日も天気が悪く、みぞれが降っています。
S2000の20周年イベントとしては、特に予定が設定されていないフリーの日。

同時に今日は日曜日なので、大半の人が明日からの仕事に向けて帰宅することとなります。

昨日お世話になったKYさんとMNさんとも、今日でお別れ。
お二人に最後の挨拶をします。

いつか必ずまた会うことを約束して、彼らを見送りました。

会社経営をされていてレースの経験もあり、ジェントルな雰囲気がとてもかっこよいKYさん。

世界を全身で楽しもうとするエネルギーに満ち溢れたイケメンMNさん。

本当にありがとうございました。

去り際、手を振ってくれています。

10年後、30周年イベントでは、ぜひ私と一緒に走ってください。
必ず、日本からS2000を持ってイタリアに遊びに行きますから

トレント観光

11:00、天気のぐずついた中、事前に決めていた通りトレントに観光に出かけます。

それにしてもこの週末、ここトレントはとても寒い…。
今朝は雪が降ったようで、周辺の山の頂上が白く覆われています。

トレント市内に着いて、適当な場所へ駐車しました。

すでに正午をまわっているので、地図で調べて気になった日本食屋に入ってみました。

ホテルで経験した限りイタリアの食事はドイツに比べてはるかに美味しいはずです。
どこへ入っても失敗は無いでしょう

選んだのは、日本食レストランの「Shi’s」。

イタリア人が本気で日本食屋を経営したら、どんな味を提供してくれるのか?
期待が膨らみます。

その期待はしかし、早々に打ち砕かれることになりました。

私の餃子、どう作ればこんなまずくできるのか不思議でしょうがないって感じです。
だって、生地が粉そのもの。

同僚の頼んだ “Ramen Gyoza=ラーメン ギョーザ”なんて、中華スープ + 餃子 + キュウリが入っただけの食べ物だでしたから。

あれ?麺はどこへ?
…もしかして千切りのキュウリがその代わりなの?

味だけでなく、アイディアがなんとも不思議。
イタリア人も、これが美味しいなんて思わないはず。
ホテルの食事はあんなに美味しかったですからね。
こればかりは、店がハズレだったと思わざるを得ません。

ちなみにこのお店の名誉のために言うと、このエスプレッソは格別でした。
食事の途中で急きょ頼んだものです。

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博物館”MUSE”

残念で高価な食事を心から楽しんだ後は、すぐ近くにあった博物館”MUSE”へ遊びに行きました。

この場所だけやたら賑わっていると思ったら、どうも今日は博物館が無料開放の日らしいです。
生物の歴史、地球の歴史や環境問題について学べる資料が、1Fから7Fにまたがって展示されていました。



思い返してみると、成人してからこんな科学館には来たことがなかったですね。





平均年収と幸福度、とか、格差と犯罪率の国別のマッピングが、なかなか面白い。

横軸が年収、縦軸が幸福度にとると、収入の割に幸福なのはインドネシアとのことでした。
残念ながら日本のプロットはありませんでしたが。

子供の頃好きだった錯視とか恐竜の展示よりも、こういった研究に興味を引かれるようになったのだと、しみじみ考えながら館内を進んでいきます。









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残りのメンバーと余韻を楽しむ

夕方、ホテルへ戻り、夕食の時間にしました。
先程の食事と違って、ホテルのレストランは安心感があります。

やはり、間違いない。

食事を楽しんでいると、イタリアのクラブのリーダー夫妻がやってきました。
今日はメンバーが少ないので、じっくりと話をすることができます。

彼女たちが自動車に懸ける思いは、並大抵のものではありません。

S2000が好きでイベントを主催し、街全体を巻き込んで活動する。
優秀な有志の集まりだとしても、企画力・実行力のレベルの高さには驚かされました。

話を聞いていくと、彼女たちのS2000はなんと、あのMOTO GPライダー、ヴァレンティーノ・ロッシが以前所有していた個体とのこと!

明日、クルマの前で記念撮影をしようと約束を交わしました。

ここで、フィンランドの峠戦士カップルも参加です。

北欧から自走で移動してきた話とか、ツーリングでとんでもなく狭い道へ入り込んでしまったときのことなど、S2000にまつわる話を楽しそうにしてくれました。

日本にもこういうHondaファンっているよなぁ、と、彼を見ていると思います。

クルマが好きになったきっかけ、S2000との出会い、エンジンをオーバーホールしたときの話などなど。
夜まで話は尽きません。

昨日までと違って、ゆったりした時間を過ごしながら、夜が更けていきます。

-8°C Blowing Snow

Viale Belvedere 57, レーヴィコ・テルメ, トレンティーノ=アルトアディジェ, イタリア

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