メーデーの今日の観光先は、リヒテンシュタイン城とホーエンツォレルン城。
朝8:00、自宅を出発です。
もくじ
リヒテンシュタイン城へ
A5で南下して3時間ほど、はじめの目的地のリヒテンシュタイン城に到着しました。
駐車後、パーキングの隣のレストランで食事をとることに。
いまだにメニューの名前をうまく伝えられなので、携帯に文字を打ってコミュニケーションをとります。
サッと食事を終えて、建物に向かいました。
小高い山の上の切り立った岩の上に造られた建物は、19世紀の騎士物語『リヒテンシュタイン』に登場する城を再現したもの。
中世の騎士の世界観を表しているらしいです。
下を見ると恐ろしく怖い…。
リヒテンシュタイン城のチケット代は、ガイドツアー無し・入場のみで2€でした。
建物内の見学は時間の関係でスキップです。
30分間だけ城と庭を楽しんで、次の目的地であるホーエンツォレルン城に向かいます。
ホーエンツォレルン城へ
城のまわりは観光地だけあって混雑していましたが、街を抜ければ道には誰もいません。
何でもない田舎道なのに、何度も立ち止まりたくなってしまう。
そんな景色が、次から次に絶景が広がっています。
農地に起伏があるので、景色が単調でないのも面白いですね。
車で快走すること1時間ほど、ハイウェイの向かう先にホーエンツォレルン山が見えてきました。
山の上には立派な城があるのも見えてきて、期待が高まります。
15分で、有料のパーキングへ到着しました。
誘導員にコインを渡して支払い完了。
駐車料金は2€でした。
心臓破りの登山が始まる
戦いがはじまったのは、ここから。
城にたどり着くまでは、このパーキングから城までの急勾配を登るという壮絶な戦いに挑まなくてはなりません。
序盤から急勾配がつづき、すぐに足に乳酸がたまってきました。
朝は寒くて厚着をしてしまったせいで、みるみる体温が上がって汗が吹き出してきます。
辛くなってくると、自然と同僚との会話もなくなります。
10分歩き、まともに呼吸もできないほどに息が切れた頃、ひらけた場所に着きました!
登山が本当に大変だったのはここから
しかしなんと、到着したと思ったこの場所は、もう1つの駐車場に過ぎませんでした。
知っていれば始めからここに駐めたかった…。
まあ、いい準備運動になりました。
登山が本格化するのは、ここからでしたから。
それにしても、ドイツ人の体力はすごい。
アラサー3人組がこんなに息を切らしているのに、60歳をを超えたくらいのドイツのおじさん達が普通の顔をして会話しながら登っていますからね。
普段たいした運動もしていないくせに、それがどうしても悔しい…。
そんな負けん気からか、3人とも途中にあったバス停をスルーしてしまいました。
だんだん城が近づいてきています。
階段の途中で休憩しながら、やっとの思いで城の入り口まで到着!
しばし休憩です。
券売所に並び、1人7€を払って入場しました。
城にガイドツアーはありませんが、建物内の見学は可能です。
写真撮影はできません。
らせん状の石畳の通路を3周ほどすると、白の中庭に到着です。
堂々たる佇まいと目下に広がる絶景
この景色。
頑張って登った甲斐がありました。
天気も最高。
城を見学を終えたところで、中庭のテラスでビールが売られているのを発見。
我慢できずに皆で飲んでしまいました。
話し合いの末に帰路のドライバーとなった私はノンアルコールで我慢。
連休中の日本から観光に来た人もいるようで、ごく稀に日本語も聞こえてきます。
帰宅後、フランクフルトのマイン川沿いで食事。
登山後に3km歩くのは体にこたえましたが、川沿いを歩くのは涼しくて気持ちが良いものです。
16°C Mostly Sunny
Schloß Lichtenstein 3, リヒテンシュタイン, バーデン・ヴュルテンベルク, ドイツ