【VW】ゴルフ8 R ヴァリアント 【ドイツ人ファンのコメント紹介】

VWから、ゴルフRヴァリアントについての情報がリリースされました。
欧州で人気のワゴンのハイパフォーマンス版、どのようなモデルとなったかをまとめました。
併せて、ドイツでの評判を現地のサイトから紹介します。

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ゴルフ8 R ヴァリアントはワゴンのハイパフォーマンス版

ゴルフのパフォーマンスカートして、もっとも上位に設定されるゴルフR。
そのステーションワゴン版として、ゴルフRヴァリアントが発表されました。

最高出力320PS、最大トルク420Nmの2.0 TSIエンジンを搭載し、その動力はR専用の7速DSGを介して駆動輪へ伝えられます。

その駆動輪は、すべてのタイヤ。
R伝統の4MOTION (=四輪駆動)はRパフォーマンス・トルク・ベクタリング付きで、4輪間で駆動力を配分し、これが軽快なハンドリングの一助となっています。

0から100km/hまでの加速はなんと4.9秒。
これでいて人も荷物も十分許容でき、なんなら車中泊もできてしまう。

Rヴァリアントに限らず、高性能ワゴンはこういった何でもこなしてしまうキャラクターが欧州のクルマ好きの心を掴むようです。

なお

見た目とは裏腹に、ナカミはすごいのよ

ちなみにエンジンは333PS版の噂もあるようですが、真実のほどは明らかになっていません。

オプションでは、Rパフォーマンス・パッケージを選ぶこともでき、これによってスピードリミットは250km/hから270km/hに引き上げることも可能。

まあ、これはドイツ向けの訴求ですが。

しげ

19インチホイールや、後に紹介する追加のドライビングモード「スペシャル」「ドリフト」もセットで、さらに過激な性格とすることもできます。

ゴルフ8 R ヴァリアントのデザイン

ベースはゴルフヴァリアントですが、各所にRと分かる専用部品をまとっています。

スプリッター付きのフロントバンパーやエアディフレクター付きのサイドウイングは、専用部品が開発されました。

リアセクションも、リアバンパー、ディフューザー、スポーツエキゾーストシステムもR専用です。

カラーは、

  • ラピスブルーメタリック
  • ピュアホワイト
  • ディープブラックパールエフェクト

これら3色の設定となりました。

足回りは、青く目立つブレーキキャリパが印象的で、Rのロゴもあしらわれています。

実はブレーキシステムも、新しくなりました。
VWによると、ブレーキロータはピンディスクタイプ、キャリパーピストンはアルミニウム製で、これらによって片側で600グラム軽量化したとしています。

一方のインテリア。

マルチファンクションスイッチ付きのスポーツレザーステアリングや、プレミアムスポーツシートなどは標準装備とのこと。 こちらもブルーのRロゴが入り、ヘッドレストは一体型です。

シートのセンターパネルには、ブラック・ブルーの「R」ファブリックシートカバーが装着されています。

メータパネル部の液晶にはR専用のメニューもあり、ディスプレイの上端に新たにバータイプのタコメータを表示させたり、サーキットでタイムを計測するためのラップタイマーなどの機能を搭載しています。

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ゴルフ8 R ヴァリアントのエンジン

EA888シリーズの1,984cc4気筒ターボエンジンは、ゴルフRと同じユニットです。
最新の世代では235kW(320PS)の出力を誇り、これは先代モデルのゴルフ7 Rヴァリアントよりも14kW(20PS)増加しています。

最大トルクは先代の400Nmから420Nmまで向上していて、こんなトルクが2,100rpmという低回転から5,350rpmまでワイドなレンジで発生し続ける。
欧州で好まれる立派なフィーリングを、さらに引き立たせています。

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専用部品で高いダイナミクス性能を目指したモデルである

新開発の4MOTIONは、前後軸間だけでなく後輪の左右軸間でも駆動力配分を行うシステムになりました。これによって、先代に比べて俊敏かつ軽快なコーナリングを実現しています。

このシステムはまた、ビークルダイナミクスマネージャーによる車両姿勢の制御も実装済み。
電子制御式のリヤデフ、アダプティブシャシーコントロールなど、他のシステムともネットワークで接続されていて、非常に正確でニュートラルなハンドリング、優れたトラクション特性を実現しています。

遊び心あるドライビングモードが追加

ドライビングモードとしてはComfort、Sport、Race、Individualの4種が標準仕様で選択できます。これに加えて、オプションでR performanceパッケージを選択すると、次の2種類が追加されます。

  • Special profile
  • Drift

Special profileは、クローズド・サーキット向けのモード。

モード選択で変更できるすべてのシステムの設定が、ニュルブルクリンクでセットアップされています。

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Driftはその名の通り、パワースライドでドリフトを提供しようというもの。
フォード フォーカスで採用されたこのシステムが、ワゴンであるこのモデルにも採用されたのを見るに、市場では受けが良かったのかもしれません。

ゴルフ8 R ヴァリアントの口コミ

MOTOR TALKでは、ゴルフ8 R ヴァリアントを心待ちにするファンのコメントが見られます。

願わくば、再びR variantがあるといいのだけど。

引用:Golf VIII Variant

また、Variantにスポーティなモデルが登場するかどうか、ご存知の方はいらっしゃいますか?R Variantは絶対に後継が出ないと読んだ気がします。残念ながら、GTD VariantやGTE Variantの可能性については何も読んでいません。(略)

引用:Golf VIII Sportmodelle – Sammelthread

そうですね。個人的にはR-Variantも非常に気になりますし、特にパフォーマンスパッケージとの組み合わせがどうなるのかが気になります。

引用:Bilder, Infos und News zum Golf 8 R

Variantにパフォーマンススポイラーが似合うかどうかはわからない。

引用:Bilder, Infos und News zum Golf 8 R

ワゴン市場が人気な欧州だけあって、ベースのゴルフがモデルチェンジをすると盛り上がるヴァリアントの話題。
実用性を兼ね備えながら走りも損なわない、そんなキャラクターが受けて、常に一定数のファンがいる印象です。

3年前から乗っています。非常に満足していますし、他の人をほとんど見かけません。
R8 Variantの実力を見てみましょう。
引用:Bilder, Infos und News zum Golf 8 R

特別なものが欲しい人、それでいてブランドもないがしろにしたくない人、合理性を求める人。
こんな方に大人気のクルマです。

私の場合、R Variantだけが問題になります。羨望の要素がなく、余裕のある、速くて爽やかなものが好きです。ブラックゲームを施したネームプレートもなく、通好みの4本のテールパイプだけが際立っている。

引用:Bilder, Infos und News zum Golf 8 R

こちらの方もそうですね。
購入対象はゴルフRヴァリアントのみ。
羊の皮をかぶった狼的な存在が好きであると述べています。

その落ち着いた雰囲気から意見すると普通のワゴン車ですが、持ち合わせるパワーユニットやダイナミクス性能は一級品。
クルマを早く快適に走らせたいドイツで荷室も必要となれば、こういったモデルが絶えず開発されるのにも納得できます。

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ゴルフ8 R ヴァリアントのまとめ

この記事では、【VW】ゴルフ8 R ヴァリアント 【ドイツ人ファンのコメント紹介】について書きました。

  • パワー(320PS)・トルク(420Nm)は先代に対して向上
  • オプションでサーキット向けのSpecial profile、パワースライドをコントロールできるDriftを選択可能
  • ハイパフォーマンスの需要は絶えず根強いファンの支持あり
はい、私はSUVよりワゴン派です。ある年齢からこういうクルマ…好きになりました

しげ

お読みいただきありがとうございました。
しげでした。

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